ニュー・スカGは本物だった
私の趣味のひとつにくるまがある。
この週末に、長くお世話になっているニッサンのレッドステージへお邪魔をして、ニュー・スカイラインの試乗をし、噂のとおり “美と走行性能を融合させた唯一のスポーツセダン” を実感してきた。私は、4thスカイラインの通称ケンメリと呼ばれたC110から、新型が出るごとに乗り継いで来たが今回のV36は本当に良く出来た素晴らしい満足の行く車であった。これは良いと納得できる車である。
C110の頃のスカイラインはボンネットの中央に極めて遠慮しがちではあるがセンターラインが浮き出ていたのである。これは桜井氏が設計したボディー横にある線をスカイラインと命名したのと同じくらい重要なモデルラインとしての意義を持っていた。
今回は衝突時の安全配慮からボンネットはアルミニュームで出来ているとのことであるが嬉しいことにこのセンターラインが復活していたのである。
ボディー横にも昔のスカイラインを彷彿とさせるキャラクターラインが復活し、何ともいえない頼もしい雰囲気を醸し出している。
ただ、車幅が177mmと、このクラスにしては広くなっているが、運転してみると安定性が良くあまり気になる事は無い。
コクピットは非常に気配りがされていて、車両全体の状態を把握するのに不可分も無く、いかにも精密マシーンを操縦しているという感覚にとらわれる素晴らしい出来である。
操縦者に対するアジャスターも広範囲に設定されていて良い。
前席は十分に空間を取ってあり、サイドポジションもゆったりとしていて息苦しさは無い。
今回、テールランプ・ストップランプはスカイラインのもっとも大きな特徴であった丸型になっている。かなりのユーザーから「スカイラインはやっぱり丸目」の声があったと聞く。
エンジンはFR専用の新型VQ35HR/VQ25HRを搭載。どちらも良く回るエンジンで、何の
苦も無くごく当たり前にレブリミット7500rpmの高速回転をやってのけた。ビックリした!!
高着火性イリジウムプラグ&高耐久性プラチナ合金チップを採用し燃焼安定性と燃費の向上を図っている。また、一本のベルトにより各種の機器類を同時に駆動させるサーペンタイン方式の採用により出力損失の低減を図っている。
乗り心地はいうに及ばず、取り回しの良さ、加速性の力強さ、安定性の素晴らしさは合格点を上回っていたが、高級乗用車というよりもツーリングを楽しむ大人の玩具と言うか贅沢品のひとつであるということをひしひしと感じるくるまであった。
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