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2016年7月 5日 (火)

美しい立像・梅柳山木母寺

  木母寺は、隅田川上流の「白鬚橋」東詰北方約700m川沿いにあり、芸道上達の寺としても知られていますが、梅若丸の悲しい母子伝説の舞台となった寺でもあります。
  「梅若丸は五歳にして父を亡くし比叡山の月林寺に預けられたが、賢さが災いして山僧たちの稚児比べの争いに巻き込まれ、それを逃れて山中を彷徨し、人買いに東国へ連れ去られてしまう。ついに隅田川原までたどり着いたときに病に倒れ、十二歳の幼さで命を落としてしまう。梅若丸を追ってきた母はそれを知り哀切極まりなく、子を思う母の悲嘆=(概略)」が『隅田川物』という能の演目として伝えられています。
  この木母寺には、この梅若伝説にちなみ梅若塚、梅若丸の母・妙亀大明神が建立したと言われている梅若念仏堂などがあり、とても美しい三尊が祀られています。

1. 梅柳山木母寺(別名 梅若寺)=ばいりゅうざんもくぼじ
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2. 本堂、寺務所
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3. 寺務所入口扁表札
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4. 昭和二十年の大戦で米軍機の空襲を受けて本堂等は焼失する。
  梅若堂は戦火を免れたが、損傷を受け、現在はガラス張りのお堂
  の中に納められている。
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5. 梅若丸が亡くなった場所に築かれたと言う梅若塚。
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6 .四方ガラス張りの中にある梅若念仏堂。
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7. ガラス張りお堂の中にある、戦火を免れた唯一の仏堂である梅若
  堂も昭和二十年四月十五日の米軍機の機銃掃射で損傷を受け
  た跡が残っている。写真は正面向かって左側の弾痕。
  
  
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8. 同上、向かって右側に残る弾痕。
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9. 木造の梅若堂の内部。美しい神像が祀られている。
  中央に芸能の神、伎芸天
  向かって右は梅若丸の母、妙亀尼・妙亀大明神
  向かって左は梅若丸・山王権現
  
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10. 山王権現像
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11. りりしいご尊顔
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12. 伎芸天像
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13. 美しいご尊顔
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14. 妙亀大明神像
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15. わが子を思う母の心情が滲み出ているご尊顔
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End

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コメント

こんにちは。
木母寺のこと、はじめて知りました。

三尊がとても美しく撮られていて
素晴らしいと思いました。

投稿: おーちゃん | 2016年7月 9日 (土) 14時18分

shine おーちゃん
本当にきれいな尊像でした。
戦前から祀られていて、東京大空襲にもあい、お寺は本堂も焼失し、付近も焼け野原になったそうですが、この念仏堂だけが焼け残ったのだそうです。因縁を感じますよね。
お寺も手入れをしっかりされているのでしょうが、本当に美しい三尊でした。

ご住職がお堂の施錠を開けて下さり、中へ上がってゆっくり撮影させて頂きました。

投稿: イソップ | 2016年7月 9日 (土) 19時42分

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