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2014年9月20日 (土)

ゆるゆると昔の風が吹いていた・・・高円寺駅南口周辺(3)

    妙法寺の山門を出て妙法寺道を左へ、やはり道幅の狭い門前町を通り商店街の途中にある更に細い道を北方へ進みます。
  この辺は自動車も通れないような細い道が曲がりながら続き、左右にはお寺さんの瓦屋根が並んでいるんです。
  昔の風をゆるゆると感じながら歩くのも一興です。

1.
   しばらく行くと、左手に見えてくるのが福相寺です。ここはちょうど妙法寺の東側に当たるところで、塀越しに立派な本堂が見えます。407a305
2.
  このお寺には高浜虚子に師事し、俳句雑誌「ホトトギス」の編集にも携わった長谷川零余子(れいよし)と女流俳人であった妻のかな子夫妻の墓と碑があります。 407a301
3.
  本堂は漆喰の白壁を基調とした清楚な造りです。407a302
4.
  ご本尊とは別に、病気平癒、招福祈願にご利益のあるといわれる「願満大黒天」が祀られていますが、本堂横には大黒様にゆかりの米俵に乗った鼠の石像が置かれています。407a304
5.
  歴史を証明するように古くて見づらいのですが、長谷川零余子夫妻の石碑があります。
  碑には零余子の詠んだ「爽やかな大地に咲きぬ花ほつり」の句が刻まれています。407a303
6.
  福相寺の門を出てさらに北方へ進み、突き当りを右へ曲がると環七通りへ出ます。直ぐ右手に見えるのが宗延寺です。
  本堂前の庭には観音立像がおかれ、周囲には、よく手入れの行き届いたハスの鉢植えが置かれています。
  人影は見えませんが、何かホッとする気持ちが湧き上がってきます。407a306
7.
  このお寺は、江戸時代に東上野にありましたが、明治に入り火災により全焼してしまいました。直ぐに再建されたのですが、大正八年に区画整理のためやむなく現在地に移転してきたのだそうです。客殿は大正天皇の御産殿が移築されたものだそうです。407a309
8.
  前庭の隅には、手押しポンプの井戸があり、使われていました。407a307
9.
  ハスの花の蕾みも二、三見えましたが、まだ、時期が早くしっかりと閉じていました。開花には、あと三日くらいでしょうか?407a308
10.
  お寺を出て環七通りをさらに北方へ進むと、青梅街道と交わる高円寺陸橋下交差点に出ますのでここを右に曲がるとやがて右側にレンガ造りの美しい門があります。かって農林省の蚕糸試験場が有ったところですが、今は、蚕糸の森公園と名付けられ、都民の憩いの場として開放されています。407a310
11.
  園内には大滝や池が配置され、遊具の広場や芝生もあり近くの子供たちが多く利用しているようです。407a311
12.
  水遊びもできるので、小さな子供さんを連れたお母さんたちも三々五々と見えましたが、全体に手入れも行き届いていて心地よい環境になっていました。407a315
13.
  芝生の横の池には魚の姿も散見でき、自然が一杯でした。407a314
14.
  人工物に囲まれた池なのに居たんですよ!!
   子供たちの走り回る喧騒の仲で、美しい翡翠色をきらめかせながら欄干ならぬ鉄柵の上に獲物を狙う姿を発見しました。
  水中に居る錦鯉の朱色と実に好対照の姿でした。407a312
15.
  こんな都会の真ん中で、何処に営巣をしているのだろうと疑問を抱きながらも、今回の撮影行で最後に良いカットに恵まれました。
  まだまだ東京の自然も見捨てたものではない、と・・・407a313
END

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コメント

こんばんは。
沢山歩かれましたね。丁度良い季節になったでしょう?
蚕糸の森公園では最後にびっくりのおまけ!カワセミとは。
まあ、なにかエサになる魚がいるのでしょうか。
鯉では大きすぎて咥えられませんね。
まあ、でもほんとにきれいにカワセミが撮れてますね。

投稿: おーちゃん | 2014年9月20日 (土) 23時48分

impact おーちゃん
おはようございます。
ここのところ天候が悪く、歩き撮りにはちょっと向きませんでしたけれど、晴れの合間を見て出歩いています。

この辺はカワセミの生息できるような川はないのですが、この池は涸れることなく水質も良いようで、どこかに巣を作っているのでしょう。
結構小魚も居るようで、銜えて飛んでいる姿も見ました。

健康管理をかねて歩くことが多くなり、なんとなく写真撮影は付録になりつつになってきましたね。
でも、まだまだカメラは手放せませんよ!!

投稿: イソップ | 2014年9月21日 (日) 08時34分

地方の人が抱く東京とはまた違った東京の姿があるようですね。
お寺さんが多いというのも地方にいたらあまり実感がわかないと思いますが、東京の歴史や人口を考えると当然なのでしょうね。
車が通れないほどの路地というのも興味がわきます。

ゆっくりカメラを持って散策できるなんて最高ですね♪
カワセミのご褒美までついてきては、もう堪りませんね!


投稿: 瑠璃 | 2014年9月21日 (日) 22時34分

impact 瑠璃さん
おはようございます。
杉並地区はお寺の多いところですね。地方に分散していたお寺を江戸時代に招致したということらしいです。
したがって、そのままの形で残っているので狭い通路があちこちに出来ているのだと思います。
こういうところを観察しながら歩いていると思わぬ発見があるものですね。

蚕糸の森のカワセミには本当に驚きました。
数メートルの近くに子供たちが遊んでいるのですから!
それだけ自然があるということなんでしょうね。
残念なことに、24-120mm一本勝負でしたので28-300mmを着けていればもっと大きく撮れたのですが。

投稿: イソップ | 2014年9月22日 (月) 08時35分

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