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2011年8月13日 (土)

北辰妙見尊蛇より行事・・・1

 この蛇より(縒り)行事というのは、毎年この時期に稲城市所在の「妙見尊」で行われる伝統行事ですが、ことの始まりは寛文二年(1662)、諸国に疫病が流行した折に、百村地区の疫病退散・雨乞い・五穀豊穣などを祈るために始まりました。
 当日の朝は、北斗七星になぞらえた当番の村民七名が青萱(カヤ)を刈り、小束にまとめ、干し上げます。
 午後二時ごろになると参集した村民などにより、蛇の頭、胴体とより始め完成した蛇の尻尾から集まった人々により妙見山頂に担ぎ上げ、最後に二十三夜塔の前で頭と胴の部分をつなぎ、妙見寺住職によって魂入れが行われ行事は終了します。
より上げた蛇の胴体に触れることによって、一年間病気をしないという言い伝えがあります。
 御囃子も神輿もないという素朴な行事ですが、伝統があり、神社(妙見尊)の行事をお寺(妙見寺)の住職が執り行うという大変珍しいことから、平成四年に東京都の「無形民俗文化財」に指定されました。

 本年は「三百五十年祭」に当たるというところから、じっくり時間をかけて撮影に臨みましたが、全部の写真を投稿するわけにも行きませんので、きわめて一部のものになってしまいますが、ご覧いただければ幸甚です。
 なお、今回は、同じ境内にある神社とお寺の大要を掴んでいただきたく、ご紹介する記事、写真となりました。


one 妙見尊

① 鳥居をくぐると急勾配の階段がある妙見尊の入り口
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② 階段はかなりきつい勾配となっている。
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③ 階段を上りきると中段の鳥居前広場に出る。この広場で萱干しが行われる。
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④ この広場には「二十三夜塔」がある。
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⑤ 子連れの狛犬というより獅子。
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⑥ 続いて中段の階段が・・・長い!
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⑦ 正面の急階段は「男坂」、左に行くなだらかな坂を「女坂」という。
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⑧ 「男坂」の急階段は登りも下りもかなりきつい!!
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⑨ 妙見尊神社本殿
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⑪ 掲出額には妙見宮とある。
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⑫ 二十三夜塔、昨年の蛇のかしらが奉飾されている。
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two 妙見寺

① 同じ境内に有る「天台宗神王山観音院妙見寺」山門
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② 山門の彫り物、龍か獅子か
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③ 妙見寺本堂
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⑤ 当寺は多摩川三十三霊場の第三十番札所
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⑥ ご本尊の観音像
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⑦ 石碑には「住職の留守に昼寝をせしは虚子」とある。
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⑧ 
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※ D3s

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コメント

勾配のある境内に歴史を感じさせる物が点在していて風情がありますね。
昔も今もこの階段を登るのは大変なことでしょうね。
重い機材を抱えて撮影してくださったイソップさんに感謝です!
こういう歴史ある場所の紹介の仕方などとても参考になります。
お寺と寺院が同居しているんですね。
こういうところで脈々と祭事が受け継がれている事に静かな感動を覚えます。

寺院や古刹の紹介を私も近くの香椎宮で練習してみたくなりました。

投稿: 瑠璃 | 2011年8月13日 (土) 10時58分

ヾ(❀╹◡╹)ノ゙❀~~~コンチワー♪  
ご無沙汰しています~

素敵なところですね
子ずれの狛犬は珍しい~
一度…ゆっくり休みをとって気分転換しないと
壊れそうな私です…
お盆休みほしいよ~~~~

投稿: なぎさ | 2011年8月13日 (土) 12時15分

impact 瑠璃さん
早速のコメント有難うございます。
例年のことですが、8月は12日が過ぎないと落ち着いて何も出来ない状態が続いてしまいます。

今回は、事前に何回か訪問して下準備をしていましたが、いざ、本番となると結構参詣者も多く、必然的にカメラマンも大勢の状況でした。

大きな名刹も色々と魅力がありますが、こういう所にも、村民の意気込みというか、情熱を熱く感じるところがあります。

何処も悩みは同じでしょうが、後継者が居ないと言う事が一番の問題になっているそうです。

投稿: イソップ | 2011年8月13日 (土) 12時29分

impact なぎささん
こちらこそご無沙汰しました。
春に受けることになった叙勲が大震災の関係で6月に延期されたりして、すっかり予定がずれてしまいましたが、ようやく落ち着いてきました。

寂れた田舎にも掘り起こすと歴史を感じる色々なところや物事があるものです。
最近は、地元の古老も少なくなり、歴史が埋没して消えてゆくという事態も多いそうです。
なんとか古い価値は記録として残したいものです。

このところの暑さは順常では有りません。いくら丈夫ななぎささんでも、決して無理をしないように、休養は充分、気分は溌剌、で行きましょう。

投稿: イソップ | 2011年8月13日 (土) 12時40分

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