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2008年11月14日 (金)

法医学リーズン《54》

4 鈍器・鋭器による損傷死体検視上の留意事項
  鈍器及び鋭器による損傷死体を検視する上において、特に留意しなければ
 ならないことや参考となる事項について説明します。
 (1) ためらい創(逡巡創)
    頸部や手首に、致命傷となった創傷と並んで浅い創傷が何個か見受け
   られることがあります。これは、自殺の場合に見られるもので、ためらい創
   と呼ばれています。つまり、自殺の場合には、死亡者は頸部や手首をおそ
   るおそる何回か切った後に思いきり切り付けて自殺を図るためにできるも
   のです。
 (2) 防禦創
    鈍器で殴り付けられたり、鋭器で切り付けられたりした場合は、誰でもこ
   れを避けようとしたり、腕で受け止めようとしたりしますが、その際に受傷し
   た創傷を防禦創といいます。
    防禦創は、腕・手指に多く見受けられますが、浅い創が並んで付いてい
   るためらい創と異なり、不規則でしかも深い創が多く見られます。

Dscn085745
             ためらい創(逡巡創)

Dscn085846
             防 禦 創

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