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2008年3月

2008年3月29日 (土)

庭に貝母(ばいも)が咲いていました

私の名前は貝母(ばいも)といいます。
“網笠百合”などと呼ばれることもあります。これでも薬草の仲間で、鱗茎を咳止め、解熱、止血などに使われるんです。
最近、イソップがガタガタと忙しくしているので、慰めてやろうと思い、庭の片隅に遠慮がちに下を向いて咲いて居たのですが、ようやく気が付いて撮影してくれました。
だけど、悔しいことにNikon F6じゃなくてコンカメなんですよ。チョット寂しかったけれど、まあ、いいかsign03 余り、味気ない花しか咲かせないので仕方ないね。
来年は仲間を増やしていっぱい咲いてみせるから・・・

one
Dscn082520

two
Dscn081721

three
Dscn082023

four
Dscn083224

five
Dscn082825

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法医学リーズン《23》

(1)   定型的縊死
   定型的縊死とは、足が地上から完全に離れて全体重が索条に掛かり、
  しかも、索条が前頸部から左右対称的に両側頸部を後ろ上方に向かい、
  耳介の後方から後頭部に達している形態の縊死を言います(下記参考図
  参照)。
   なお、定型的縊死では、体重の全部が急激に頸部へ掛かるため、頚動
  脈はもとより、椎骨動脈までも完全に閉塞されてしまいますので、頭部や
  顔面への血液の流れも完全に止められてしまいます。

    定型的縊死の全体図
Dscn083726_2

    定型的縊死の索条の状況
Dscn083827_4
Dscn083928_8
  したがって、定型的縊死の死体
 所見は、同じ窒息死である非定
 型的縊死・絞死・扼死などとは異
 なった現れ方をします。












(2)  非定型的縊死
   定型的縊死以外のすべての縊死を非定型的縊死といいます。
   すなわち、足その他身体の一部が地上に着いていて、全体重が頸部に掛
  かっていないものや、索条の掛かり方が左右対称でないもの、あるいは、索
  条の結節が側頸部や前頸部にあるものなどが非定型的縊死です(下記参考
  図参照)。
   そして、非定型的縊死の多くは、全体重が頸部に掛からないため、頸部の
  閉塞は不完全で、椎骨動脈や頸動脈から血液が頭部及び顔面へ流れてい
  きます。その結果、定型的縊死に近い非定型的縊死を除いては、窒息死特
  有の死体所見が見られる場合がほとんどです。

Dscn084029
  
     

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2008年3月 9日 (日)

法医学リーズン《22》

2  縊 死
  縊死とは、索条(紐・縄・ロープなど)を頸部(首)に巻き付け、その一方を樹木
 や建物などの高いところに固定して吊り下がり、自己の体重を利用して頸部
 を絞めて窒息死する、いわゆる、首吊りのことをいいます。
  縊死の場合、そのほとんどは自殺です。しかし、過去には、他の方法で人を
 殺害した後、首吊り自殺に見せかけた事例や自殺では世間体が悪いと考えた
 家族が、縊死を病死であるとして捜査機関に届け出たという事例などもありま
 すので、縊死の死体所見についても十分に理解しておく必要があります。
  なお、縊死の場合、頸部に巻き付けた索条を、首の前後あるいは左右で結
 んで輪状にしている形態のものと、結び目を作らず首にそのまま掛けている形
 態のものとがありますが、法医学上、前者を結節蹄係、後者を開放蹄係と呼ん
 でいます。そして、この形態は違っても、縊死は、自己の体重を利用して頸部を
 強く締め付けることから、頸部に索条の跡が必ず見受けられますが、これを索
 溝又は縊溝といいます。
  ところで、縊死は、索条の巻き付け方や索条に対する体重の掛かり具合に
 よって、定型的縊死と非定型的縊死とに分けられています。
  もっとも、定型的縊死だから自殺、非定型的縊死だから他殺というような区
 別は不可能ですから、自他殺を判断する上での直接の資料とはなりませんが、
 その死体所見には大きな違いがありますので、検視をする上で重要な区分で
 す。

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