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2007年11月20日 (火)

法医学リーズン《10》

(イ) 硬直の強弱及び持続時間
   硬直の程度及びその時間についても、死体及び死因によって差異がありま
  す。例えば、筋肉が発達しているものは硬直が強い上に長く持続しますし、急
  死の場合も一般的に長く持続します。また、筋肉の未発達な者、老人及び小
  児は早く硬直が始まります。しかしその持続時間は短い上に、硬直の程度も
  弱く、特に、新生児の場合は、その程度は極めて弱いようです。
   また、狂犬病や破傷風などのように強縮性痙攣を伴う死亡の場合は、硬直
  が強い上に長く持続し、燐中毒や敗血病などによる死亡の場合は硬直が弱く
  かつ持続も短いといわれています。
(ウ) 再硬直
   死体硬直が起こってから数時間以内に、例えば、凶器を握ったまま硬直した
  手のひらを開かせる場合のように、硬直を人工的に解くと、その後、再び硬直
  が起こります。これが再硬直です。再硬直が起こるのは死後5時間前後以内
  までで、死後7~8時間経過すると再硬直は起こりません。

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