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2007年10月21日 (日)

法医学リーズン《8》

(ウ) 死斑の色
    死斑の一般的な色については、
帯紫暗赤色・暗紫赤色・淡
  赤色など、いろいろな表現がなされています。これは、研究者
  の主観的色彩感覚の違いによるものと思われますので、ここ
  では、一応、暗紫赤色としておきます。ただ、この色は、時間
  の経過とともに黒味を帯びて行くのが通常です。
   死斑は、死因によってもその色や発現の程度が変わります。
  例えば、凍死・一酸化炭素中毒死・青酸中毒死では鮮紅色に
  なり、塩素酸カリ中毒死では灰白色ないし褐色を呈します。ま
  た、失血死では死斑の色は薄く、反対に窒息死では濃い色を
  呈するといわれています。水死体の場合は、水中で体位が変
  わることが多いためか、死斑が発現しないことが多いのです
  が、冷たい水中では淡紅色の死斑が発現します。


※ 帯紫暗赤色・・・紫味をおびた暗い赤色
  

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コメント

近寄りにくいテーマで、田吾作如きがコメントをするのは憚られます。
ただただ、イソップさんの博識に敬服するのみです。

投稿: 田吾作 | 2007年10月21日 (日) 02時14分

おはようございます。
そんなことはありません。やればやるほど面白い分野の学問です。まだまだ、修行中で入口を入ったばかりです。

投稿: イソップ | 2007年10月21日 (日) 07時13分

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