写真家の心得・・写真いろは歌留多(5)
(ウ) 梅は上下に 桜は横に
山茶花 椿は葉を入れて
※ アパーチュアの選択は、樹木撮影の基本。
縦位置、横位置により作品の安定性が決まる。
(ヰ) 井戸側に 苔むすみどり つるべ桶
人を入れずに 斜光がベスト
※ 井戸の雰囲気は、鮮緑の苔とつるべ桶の処理で決まる。
(ノ) 乗り物は 正面横向き 斜め上
走る列車は カーブで狙え
※ 乗物撮りの基本。走り行くより来たるを狙え。撮影被写体
のドップラー効果。
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コメント
こんにちは。
短い文章の中に写真家の心得が詰まっていてとても参考になります。それにしてもよくできた歌留多ですね!
ところで、昨日銀座に撮影に行って、カメラ店がけっこうあるのに驚きました。中古のカメラ屋さんもあって、ずっとウィンドーを眺めていたら、無性に銀塩カメラが欲しくなってしまいました。どうせ買うなら今買ってもいいかなーと。何かお勧めの機種がありますか? よろしかったらお聞かせください。
投稿: 瑠璃 | 2006年10月12日 (木) 11時54分
瑠璃さんこんにちは
銀座はカメラ屋さんのメッカだったんです。と言うのは、終戦直後、日本のカメラの優秀さに進駐軍が皆、遊興をかねてカメラを買いに銀座へ繰り出して来たんです。その後、カメラ業界も時代に押され衰退し、カメラ店も淘汰されて減り、今の状態になりました。
銀塩カメラをご所望のようですがこれだけは人それぞれの好みもありますから難しいのですが、自分のニーズに合ったものが一番です。しかし、今後のことやメンテの関係など総合して、これはあくまでも私の私見ですがやはり、ニコン製品あたりに落ち着くと思います。他社製品と比べたり、理由を述べていると長々となりブログ上では冗長になりますので別の機会に譲るとして、瑠璃さんの普段の撮影経歴からみて、35mm一眼レフにすべきでしょう。
現行機種では、日本最高のF6がありますし、中古と言うより新古品として出ているF100あたりもお勧めです。このカメラはちょい訳ありで製造を中止したカメラで出来は最高です。F6の姉妹機で使いやすくデジタルと機能も同じような使い心地ですし、多くのプロがF6のサブカメラとして使用しています。もう少し、専門的に写真を勉強してみたいと思っているなら、時代の名機として認められた F3シリーズも選択の幅に入れても良いと思います。使用できるレンズの幅がグーンと広がります。
いずれにしても、前にも述べたように瑠璃さんにはそれだけの、技量があるのですから、実際にカメラ店で手にしてみて自分の感覚に一番フィットするカメラがご要望に沿うカメラと思います。参考になりましたかどうか...
投稿: イソップ | 2006年10月12日 (木) 13時27分
イソップさん、こんばんは!
毎回ですが歌留多、勉強になります。
同じ”花”でもその特徴や美しく見えるポイントがあるんですね。
投稿: なゆえな | 2006年10月12日 (木) 23時55分
イソップさん
送信したつもりでしたが、私の返事が見当たりません。送信ボタンを押し忘れたようです。大変失礼しました。
折を見てお店に行き、F6、F100、F3を手にとって楽しみながら決めたいと思っています。ちょっとわくわくしています。
丁寧にお答えくださったのに非礼をお許しください。本当にごめんなさい。
投稿: 瑠璃 | 2006年10月13日 (金) 10時02分